Commitment

こだわり

構造計算

構造計算とは「建物の重さを計って、縦や横にかかる力を想定し、その力が実際にかかった時に建物がどのくらい傾くか」を計算することです。

構造計算の図

耐震等級の強度レベル

耐震等級3には2種類の強度レベルがあり計算方法も違ってきます。日常に聞くことのある耐震等級3は基準値の1.91倍前後の方です。

木造在来工法で「四号特例」の条件が整い3階建てを除く一般的な住宅は、確認申請時に構造計算の審査を免除することが認められています。

仕様規定
壁量計算
性能表示計算
品確法
構造計算
許容応力度計算
耐震等級3
建築基準法の1.5倍の耐震性
-1.912.44
耐震等級2
建築基準法の1.25倍の耐震性
-1.582.03
耐震等級1
建築基準法の最低基準
1.001.261.63
性能表示計算及び仕様規定の壁量計算構造計算許容応力度計算
基礎の構造安全性資料による設計者の判断計算による検証
地震荷重の計算地震の力を仮定地震の力を算出
風荷重の計算風の力を仮定台風などの風の力を算出
剛性率の計算略式検討各階の強度計算
層間変形の計算無し地震時の傾き度合いを計算
応力度の計算無し地震や台風時に横方向に掛かる力を算出
柱や梁などが耐えられるかを確認
偏心率の計算無し地震時にねじれを検証
硬さのバランスを確認

ライフサイクルコスト(LCC)

住宅でのライフサイクルコストとは、新築時から解体に至るまでにかかった総費用を示すものです。

建設費用(イニシャルコスト)だけを考えてしまいがちですが、メンテナンス費用やランニングコストが高くついてしまえば本末転倒になってしまいます。
このような結果にならないよう費用対効果はどうなのか、節税につながるかを検証し情報を集め、少しでもライフサイクルコスト削減につながるよう心掛けています。

建設費は氷山の一角

住宅のライフサイクルコスト(LCC)新築時から解体に至るまでにかかる総費用

ライフサイクルコスト(LCC)

省令準耐火構造

省令準耐火構造とは、建築基準法で定める準耐火構造に準ずる防火性能を持つ構造として、住宅金融支援機構が定める3つの基準に適合する住宅をいいます。

省令準耐火構造

火災保険料の算定基礎となる構造区分

火災保険料の算定基準となる建物の区分は「T構造」に当てはまり「H構造」より火災に強く火災保険費用を抑えることができます。

構造区分建物の種別具体例耐火性能保険料
M構造
(マンション構造)
耐火建築物の共同住宅など鉄筋コンクリート造のマンション
高い矢印低い
安い矢印高い
T構造
(耐火構造)
  • 耐火構造、鉄骨造の建物
  • 耐火建築物
  • 準耐火建築物
  • 省令準耐火建築物
  • 鉄筋コンクリート造の建物
  • 鉄骨造の建物
  • 2×4工法の建物
  • プレハブ住宅
H構造
(非耐火構造)
M構造、T構造に該当しない建物在来木造建物

住宅金融支援機構の定める省令準耐火構造の基準に適合するもの、または機構が承認したもの

長期優良住宅

長期優良住宅とは「将来に渡り長く住み続けれらると国から認められた住宅」のことをいいます。
国が定めた9項目の認定条件をクリアすることで、税制面などの優遇措置を受けることができます。

長期優良住宅の9つのポイント

長く住み継がれる家だからこそ、長期優良住宅は様々な箇所が工夫されています。

  1. 耐久性

    世代を超えて住み継ぐ為にしっかりした構造をしている家であること。

  2. 耐震性

    地震に強く、安心・安全な家であること。

  3. 省エネルギー性能

    断熱性や創エネなど、地球と家計に優しい家であること。

  4. 維持管理・メンテナンス性

    内装や設備を含めてメンテナンスがしやすい家であること。

  5. 可変性

    居住者のライフスタイルに合わせて間取り変更などがしやすい家であること。

  6. 居住環境への配慮

    各地域のまちなみと調和するように配慮されている家であること。

  7. バリアフリー性

    誰もが住みやすく居心地が良い、人に優しい家であること。

  8. 住居面積

    暮らしやすい広さが確保されている家であること。

  9. 維持保全の期間・方法

    定期的にメンテナンスされ、履歴がしっかりと管理されている家であること。